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あえて贈与税を払う

MacBook欲しい欲が少し薄れました。

こんにちは、ユースケです。


前回のブログで最後に「わざと贈与税を納税することで節税効果がある場合がある」と書きましたが、今日はその事についてお話しします。

前回のブログ → http://simatax.blog119.fc2.com/blog-entry-2160.html

結論から言うと、わざと贈与税を払うことで節税効果がある場合というのは、将来的にある程度相続税がかかる場合が該当します。

具体例でご説明させていただきます。


・将来の相続人は「子供」2人(2人とも20歳以上)

・将来の被相続人(亡くなる人)は「父」
※「母」は既に死亡

・「父」の財産は3億円


まず、「父」が亡くなった場合の相続税ですが、このままだと

6,920万円かかります。

3億円の財産に対して約23%の相続税を納税する事になります。


さてここで!「父」の生前に「あえて」贈与税を納税する贈与をした場合をご紹介します。

「父」の生前、子供2人に年間それぞれ500万円ずつ5年間贈与をして、合計5,000万円を子供2人に贈与していたとします。
その時、5年間でかかる贈与税は、

それぞれ242.5万円で、子供2人の合計は485万円です。


さて、この状態で相続税の対象となるのは、3億円から贈与した5,000万円を引いた、2億5,000万円です。
この時の相続税は(生前贈与加算が無い前提→説明は割愛します)

4,920万円です。

減りました。が、その前に贈与税485万を払っていますね。これを加算すると

5,405万円となります。

3億円の財産に対して約18%の税額ですね。


では、贈与なしの場合と税額と税率を比較してみましょう。

贈与なし → 6,920万円
贈与あり → 5,405万円

贈与ありの方が1,515万円納税が少ない。

贈与なし → 23%
贈与あり → 18%

贈与ありの方が5%低い。

と、言う結果となります。
つまり、生前にあえて贈与税を払うような贈与をすることで、財産全体にかかる税額・税率を減らすことができました。

あえて税金を納めるというのは嫌悪感があるかもしれません。
が、目の前だけではなく将来を見据えて、全体の計算をしてみると実は納税することが節税となる場合もあるのです。

将来相続税がある程度かかることが確実な方はぜひご検討ください。

なお、シマ会計で相続シミュレーションも行っておりますので、お気軽にお問い合わせくださいね!


※このブログは平成28年2月19日現在の法律に基づいております。


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2016.02.19 22:01 | 職員ユースケ | トラックバック(0) | コメント(0) |

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